健康診断の放射線被ばく量について
2017.05.15
■健康診断の放射線被ばく量について
病院やクリニックで使用される放射線について、皆さんどうお考えですか。
健康診断では胸部レントゲン検査、胃バリウム検査など放射線を用いる検査はいろいろとあります。
「今日の検査でどのくらい被ばくするのか心配です。」
「昨日、他の検査を受けたのですが大丈夫ですか?」
など、検査をするにあたって質問を受けることがあります。
一般に公開されている新聞や雑誌には、
胸部正面一枚の写真に対して約0.1mmSv(ミリシーベルト)等と書かれています。
しかし、このような放射線独自の単位を述べられても、専門の勉強をしていない方には実感がわかないと思います。
分かりやすい例を挙げますと・・・
「例えば、飛行機に乗って日本とアメリカを往復すると約0.2mmSv(ミリシーベルト)被ばくしている。」のです。
つまり
健康診断で行う胸部の写真と
飛行機移動は同等の被ばく量であるといえます。
このように考えていただけると、
安心して検査を受診していただけると思います。