新しい検査「Protokey®大腸がんリスクマーカー」のご紹介
2016.11.30
我が国では、国民の死亡率はガンが最も高く、部位別死亡数では大腸がんが女性第1位、男性第3位を占めます。大腸がんは早期であれば治療可能ですが、自覚症状がありません。そのためリスクマーカー検査を行うことが重要です。
今回は、当院で導入された新しい検査をご紹介いたします。
「Protokey®大腸がんリスクマーカー」
*何を検査するの?* 腸がんの発症により血液中で増減する5種類のペプチドが発見されました。これらのペプチドは、大腸がんの病態に関わるたんぱく質が特異的なプロテアーゼ(分解酵素)によって断片化されて生じたものです。これらのペプチドを測定することにより、リスクの度合を評価します。
*検査のメリットは?* ①食事制限なく採血をするだけで検査可能 ②大腸がんに特異的で、腸管または肛門の出血に無関係 ③早期がんのリスクを確認できる
今回ご紹介した検査は採血のみで可能な検査です。 当日追加のご希望も受け付けておりますので、ご興味のある方はお気軽にスタッフまでお声掛け下さい。