オプション検査“骨密度検査”について

2018.09.21

年齢とともに骨密度が減少していくことをご存じですか?

骨密度とは、骨の強さを判定するための代表的な指標です。
骨密度検査では、骨の中にカルシウムなどのミネラルがどの程度あるかを測定します。
若い人の骨密度の平均値と比べて自分の骨密度が何%であるかで表されます。

骨密度が減少するとなる代表的な病気は“骨粗鬆症”です!
骨粗鬆症とは骨のカルシウム量の減少が原因で起こる病気です。
進行すると骨が老化し、スカスカになってしまいます。
男性女性ともに年齢を重ねるにつれカルシウムの吸収が低下し、また女性は閉経後大きくホルモンのバランスが崩れるため骨密度が急激に減少し、骨全体が弱くなってしまう傾向にあります。
この病気の特徴として、
・腰の骨が曲がる
・骨がもろくなるために骨折しやすくなる
などがあげられます。

骨粗鬆症のリスクが高いとされるのは、
①    閉経後、また治療により生理を止めている方
②    若年期生理不順のあった方
③    運動不足・若年期に過度の運動をされた方
④    常習喫煙・過度のアルコール摂取者
⑤    甲状腺機能亢進症と診断された方

特に骨粗鬆症の70%は女性と言われており、閉経後にはホルモンバランスが崩れ骨密度が低下するので、病気に対する予防や早期発見のためにも積極的に骨密度検査のご利用をお勧めいたします。
骨密度の値は年々変化していくものなので、経時的な変化をみるためにも同じ施設での検査をおすすめします。

当クリニックでも検査できますので、是非一度検査してみてください。

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