大腸がんリスク検査で早期の大腸がんを見つけよう!

2018.12.11

大腸がんって死亡率が高い?!!

大腸がんの死亡者数はがんの中でも上位で男性では第3位、
なんと女性では第1位です!
(※2016年度国立がん研究センター)
男性では11人にひとり、女性では14人にひとりの方が
大腸がんと診断されています。

 

しかし、大腸がんは早期に発見できれば比較的に治りやすいがんです。
なぜこんなにも死亡者数が多いかというと、早期の場合症状が
ほとんどみられないからです!!
進行すると下血、血便、便秘と下痢を繰り返す、便が細くなる
便が残る感じがする、お腹が張る、腹痛、貧血、しこり
腸閉塞などがみられますが、このような症状があったとしても
重症にとらえず放置してしまう方もいます。
気づいた時にはガンが進行していたということも…
そのため死亡率が高いのです!

 

一般的に大腸がんの検査だと便潜血検査ですが、
この検査は便に血が付着しているかどうかを見る検査です。
そのため採取したときには大腸がんから血が出てなかったりすると、
便潜血陰性となってしまい、また便潜血陽性でも痔により
便に血が付着している可能性もあり精度が高い検査とは言えません。

他にも腫瘍マーカー検査もありますが、こちらは早期の場合
正常を示すこともあります。
そのため、早期大腸がんを見つけることができる
大腸がんリスク検査をお勧めします!!

 

“大腸がんリスク検査”ってなに?

血中リスクマーカーを測定し、早期大腸がんを評価する検査です。
(※リスク検査であり、診断を確定する検査ではありません)

 

大腸がんの発症により血液中で増減する5種類のペプチドを
最新の質量分析装置で測定しています。
これらのペプチドは大腸がんの病態に関わるタンパク質が
特異的なプロテアーゼによって断片化されて生じたものです。
ここから複数のぺプチドを選抜しリスクマーカーとして測定します。
感度と特異度も高く、また、食事の影響を受けず、痔出血や
消化管出血のため便潜血検査をあきらめている方にも有用です。
この検査は採血で行える検査のため負担も少ないです!

 

当クリニックでも検査できますので、是非一度検査してみてください!!

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