新しい検査「FMD」のご紹介

2017.02.01

近年、動脈硬化症からおこる病気が増加しています。脳梗塞などの脳の病気、心筋梗塞や狭心症などの心臓病などは動脈が狭窄・閉塞して血流が低下・途絶することで起こります。
現在我が国での死亡の原因となっている疾患のうち約1/3が癌によるものですが、動脈硬化性疾患も死因の1/3を占めています。


*「FMD」とは?*

FMDは血流依存血管拡張反応といい、血管内皮機能を評価する指標となるものです。動脈硬化は血管内皮機能障害からはじまります。さらに糖尿病や高血圧などの生活習慣病のリスクはその進行を加速させます。FMD検査は動脈硬化が引き起こす様々な疾患に対する早期発見・早期治療に有用な検査になります。

つまり・・・

動脈硬化の初期段階からの評価が可能な検査です。


*どのように検査するの?*

FMD検査は、腕を圧迫し、開放後にどれだけ動脈が広がるかを超音波でみる10分程度で行うことができる検査です。


*血管内皮機能は改善するの?*

禁煙、食事療法、ダイエット、運動、アロマテラピーなどのリラックス効果により血管内皮機能は改善します。


今回ご紹介した検査は、大名古屋ビルセントラルクリニックで行っています。 当日追加のご希望も受け付けておりますので、ご興味のある方はお気軽にスタッフまでお声掛け下さい。

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