自分の脂肪の量を確認できる!内臓脂肪CT検査のススメ

2017.09.07

単に肥満を意味しているように思われがちな「メタボ」という言葉ですが、「お腹ぽっこり=メタボ」ではないことを、あなたはご存知ですか?

 

「メタボ」とは…?

メタボリックシンドロームの略を指し、
内臓脂肪症候群とも呼ばれます。

 

内臓脂肪とは、内臓の周りにつく脂肪です。一般的に「脂肪」というと指で摘めるものを想像すると思いますが、それは皮下脂肪といわれるものです。 内臓脂肪は体の内部にある脂肪のため指で摘むことが出来ません。 つまり、お腹が出てきたといっても、その原因が内臓脂肪なのか、皮下脂肪なのか、外から見ただけでは本当の内臓脂肪量は分からないのです。

 

メタボの判断基準は…?

腹囲径(おへその高さの周囲)が男性85cm・女性90cmを超え、且つ高血圧・高血糖・脂質代謝異常の3つのうち、2つに当てはまることとされています。

 

内臓脂肪面積が100cm²を超えると、100cm²未満の場合と比較して、高血圧・高血糖・脂質代謝異常等を合併する疾患率が50%以上高くなります。そして肥満の人の腹囲径を計測した結果、男性85cm、女性90cmを超える人は、内臓脂肪の面積が100cm²を超えることが判明しました。 そこで、簡易的な目安として、腹囲径が男性85cm、女性90cmを超える人はメタボの疑いがあるとしています。

KenCoMでは、健診時に腹囲経の検査を行っていれば、腹囲径の確認が可能です。 健診結果閲覧方法はこちらからご確認ください。

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ただ、同じ腹囲経でも人によって内臓脂肪量が異ります。 腹囲径は診断の目安であるため、正確な内臓脂肪面積を調べるには「CT検査」が必要です。 内臓脂肪CT検査を実施することで、腹囲経測定だけではわからないお腹の中の脂肪量を正確に知り、その量によって自分が「メタボ」かどうか判断できます。

 

当クリニックグループでは内臓脂肪CT検査を実施しており、内臓脂肪と皮下脂肪を色分けした解析画像を得ることができます。 また、その面積も正確に出すことができます。 痛みを伴うような検査ではありませんのでご安心ください。

 

お腹回りや最近の自分の体型の変化が気になってきた方がいらっしゃれば、一度検査を行いセルフチェックのツールとしてご活用していただければと思います。

 

■内臓脂肪CT検査実施可能施設■

大名古屋ビルセントラルクリニック
(https://www.central-cl.or.jp/clinic/dainagoya/)

名古屋セントラルクリニック
(https://www.central-cl.or.jp/clinic/nagoya/)

和合セントラルクリニック
(https://www.central-cl.or.jp/clinic/wagou/)

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