運動負荷心電図検査

ダブルマスター法

安静時の心電図を記録したあと、階段昇降の運動を3分間行い心臓に負荷をかけます。運動終了直後と3分後に再度心電図を記録し、安静時の心電図と比較することで狭心症などの虚血性心疾患のスクリニーングを行います。
所要時間:約10分

エルゴメーター法

安静時の心電図を記録したあと、胸に心電図の電極を付けたまま、ペダルをこぐ運動をします。ペダルの抵抗を調節してだんだん運動強度を強くしていき、心臓に負荷をかけます。負荷中は医師が受診者の状態や血圧、心電図を観察します。運動負荷は個人の年齢にあわせて決めた目標心拍数に達するまで、または病変のためにそれ以上の運動ができなくなるまで行います。
継続的な観察下で検査を行うため、ダブルマスター法よりも強い負荷をかけることが可能で、より正確な診断が期待できます。また、一部の不整脈の運動誘発性についても検査することが可能です。運動終了後は、心電図変化や心拍数が負荷前の状態に戻るまで3分程度モニタリングを続けます。
所要時間:約30分

『要受診』『要精密検査』と診断された方へ

対象となった検査項目について、自己判断や放置をせずに、速やかに医療機関を受診し、専門医による診断や検査結果に基づいてご自身の健康の再確認をしていただくことが大切です。

  • 当クリニックでは、健診後のフォローアップを、外来診療でお受けしています。
  • 生活習慣の改善のため、医師との連携のもと、保健師・管理栄養士による指導を実施しております。
    (セントラルグループにて健診を受診された方は、無料でお受けいただくことができます)
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