頸動脈超音波検査(頸動脈エコー)

首の血管に超音波をあて、頸動脈の動脈硬化やプラークによる閉塞がないかを調べます。頸動脈は脳につながる大切な血管です。この血管がつまったり細くなったりすると、脳に十分な血液が流れません。頸動脈超音波検査は全身の動脈硬化度の評価の指標となり、頸動脈狭窄や閉塞、あるいは脳塞栓になり得る動脈硬化性血管病変の発見に有効な検査です。また、高血圧、糖尿病、高脂血症とも密接に関連しています。動脈硬化は高血圧、高脂血症、喫煙、ストレスなどの影響をうけて進み、将来的に心筋梗塞や脳卒中を起こしやすいことが報告されています。

頸部エコー図(頸部超音波検査)
  • プラークとは?

内中膜複合体(IMT)と呼ばれる血管の壁が、一部分だけ1.1mm以上盛り上がったものです。頸動脈が狭くなったり閉塞する原因となります。このプラークが脳の血管に飛ぶと、脳梗塞を引き起こす原因となります。軽度の場合は経過観察が一般的ですが、閉塞がある場合などは脳外科の受診をお勧めします。

  • 超音波(エコー)検査のしくみ

超音波とは、人が聴くことができない高い周波数の音波です。この高い音を臓器に当てて、跳ね返ってきた反射を画像に表します。身体に無害であり、リアルタイムで臓器の様子を観察することができます。妊婦さんにも安心して受けていただける検査です。

エコー検査の仕組み

『要受診』『要精密検査』と診断された方へ

対象となった検査項目について、自己判断や放置をせずに、速やかに医療機関を受診し、専門医による診断や検査結果に基づいてご自身の健康の再確認をしていただくことが大切です。

  • 当クリニックでは、健診後のフォローアップを、外来診療でお受けしています。
  • 生活習慣の改善のため、医師との連携のもと、保健師・管理栄養士による指導を実施しております。(セントラルグループにて健診を受診された方は、無料でお受けいただくことができます)