早期アルツハイマー型認知症の支援診断で、MRI画像を解析し、アルツハイマーに特徴的な脳(内側側頭部)の萎縮の程度を数値で表します。
※50才未満の方は正確に測定できませんので、50才以上の方が対象となります。
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VSRADとは
これまで目視では難しかった、前駆期を含むアルツハイマー型認知症に特徴的に見られる海馬傍回の萎縮の程度を、MRIから読み取る診断支援を行う検査です。
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解析の手順
1~6までの手順を踏み、総合的に評価を行います。
※VSRADはあくまで画像検査を支援するプログラムであり、解析結果のみで診断を下すことはできません。
- 脳全体の萎縮の評価
- 関心領域の萎縮
- 海馬傍回の萎縮の程度
- 脳全体で萎縮している領域の割合
- 関心領域の中で萎縮している領域の割合
- 海馬傍回の萎縮と脳全体の萎縮との比較
『要受診』『要精密検査』と診断された方へ

対象となった検査項目について、自己判断や放置をせずに、速やかに医療機関を受診し、専門医による診断や検査結果に基づいてご自身の健康の再確認をしていただくことが大切です。
- 当クリニックでは、健診後のフォローアップを、外来診療でお受けしています。
- 生活習慣の改善のため、医師との連携のもと、保健師・管理栄養士による指導を実施しております。(セントラルグループにて健診を受診された方は、無料でお受けいただくことができます)